@ 現在の滞納度のレベルは
≪初回≫ 第A段階のレベル
「初めての滞納」が起きたが、その時は入居者とも連絡取れ、その後支払いは少しずつ遅れるようになった。
入居者が初めて遅滞を発生させたが、滞納者とも連絡が取れるので、請求はいつも無事に回収できる。
例えば2ヶ月分を一度に支払ってきた・・・。
この程度の場合、最初は単なる遅滞であった。(滞納予備軍)です。この、最初の滞納で無事に回収出来たからと安心する・・・レベル。
≪半月程度≫ 第B段階のレベル
半月程度の滞納の場合、その後も遅れは無事に解消する。「支払約束」もする。
この程度の滞納をくり返す滞納者は、連絡も取れる。
結果として滞納金は、一度に支払われないので分割で支払うことに双方合意する。
遅滞金を後日に全額支払、又は分割して遅滞分を次月の家賃と一緒に支払。
少し遅れた気味だか支払ってきている。 (常習滞納の予備軍である幼虫です。)
≪1ヶ月≫ 第C段階のレベル 1ヶ月以上の月をまたがない滞納である。
過去に数回の滞納や遅滞は多々ある・・・申し訳ないと云って終わった。
「日数や数日の遅滞のみでの、滞納を繰り返す遅滞滞納」約束した日時には、滞納金と当月家賃の支払をしてくる。
しかし、支払いは常習的に遅滞している。
(常習滞納予備軍)幼虫からさなぎへ 要注意レベルです。
現在、人が住んでいるお部屋の中です、強制執行寸前の室内の写真です。
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現在、人が住んでいるお部屋の中です、強制執行寸前の室内の写真です。
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≪一ヵ月以上≫ 第D段階のレベル
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一ヵ月以上の遅滞の場合です。
(ここからは、通常、問題視されるレベルの滞納の人達です。早急に対応が必要なのですが。)以前もあったが、
「今回、今月分も遅れる。」との再発生の連絡があるような滞納者の場合。
この時期の滞納の対応に、オーナーの判断が間違と大きなトラブルにしてしまうケースが多い。
傷口をさらに広げないように保全するか、何らかの文書による処置をするかの大切な作業を怠り、口約束だけで
終わる。
この時期が滞納トラブルの大きな事故に繋がるかの分かれ目なのですが、オーナーだけがあまり気が付いていない。
殆どここから先は、遅滞滞納が常習化してしまいます。 |
≪60〜90日≫ 第E段階のレベル
2〜3カ月目の滞納 「再々の発生から」
常習遅滞者となった入居者、気が付けば、もう2〜3ヶ月の家賃の滞納。
賃貸借契約書に、契約解除は三か月分以上と記載している契約書が多いです。
民法上も三か月の猶予を認めているのが要因なようですが、質の悪い?入居者は二カ月遅れたら一ヶ月分を支払う。
このような作為的な、常習遅滞者もいます。
オーナーは、ある日、遅滞金額の大きさに気が付き、
「今後は大トラブルの発生になるのではないかと大変に気になるも、何もしないで、ただ、ただ待つのみ。」
オーナーは大トラブルとの発生予感の意識を持つも・・・そのまま時が過ぎる。
金額にすれば、三カ月分、大変な額である、一カ月分が払えない滞納者にとっては払えるはずもない金額であり、
大滞納者が拡大していくしかないこのレベル。
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