A 家賃滞納の防止と対策
経過時間と滞納金額 家賃滞納防止のコツと防止策。
「滞納者の気持ちとオーナーの判断」
いろいろな滞納で、複雑なケースが多々有りますが、問題は一つです。 流れ自体も一つの方向で決まっています、「経過時間と滞納金額」です、 とても簡単な問題です。
「経過時間と滞納金額」ですから、遅れない、滞納が無いという事に越したこした事はありません。 滞納をする側の人間、入居者にして見れば、最初の遅滞の頃は、当然、支払う意思は同然有りましたが、二度目、三度目となると、殆ど支払うことが物理的に出来なくなって支払う意思もあやふやと云うケースが多いようです。 よく多重債務者という言葉が使われますが、玄関ポストに色々な督促状が詰め込まれ、ポストからはみ出しているような状態です。 結果的に、明け渡しの裁判にまで至るようになった入居者側の方は、「もう、どうにでもなれ、他に行くとろもお金も無い、強制執行までいられるところまでいるしか仕方がない・・・」いう気持ちになってしまっているようです。 最初の気持ちとは随分格差が出てしまっているようです。 オーナー様は、何があってもここまで成るまで、遅滞・滞納を我慢して又無いことです。情かけ待つこと自体が借主本人を追い込むことになるのです。 長期滞納、賃貸のトラブルの大きな原因の半分は、この大家の対応、『待つこと』、借主が最初に持っていた支払いの義務感を甘えさし、慢性化した事にあります。
ところが、オーナー側に取っては『賃料』『家賃』という言葉の認識はあっても、それは物理的な『賃料』『家賃』という物ではなく何処にでもある普通の『お金』なのです。 だから普通のお金のことだから、支払いを待ってしまうのです。 極端に言えば、『情』を優先してしまっているのです。 この辺が大家さんの賃貸経営の損益分岐点の精神的行動です。 個人の持っている『情』が優先してしまい、家賃の支払猶予をする、又は、分割支払いを承諾する等々大トラブルへと進む道へと移行する状態なのです。 今月あなたに支払うべき家賃は、別のものに消費されてしまい、もう二度と貴方の元へは帰ってきません。大トラブルの原因は、決して借主の責任だけでは無いのです。
その先のトラブル解決において、回収費用がどれ程掛かるかの金額を考えれば、誰も『情』に流されて、支払を待つはずがないのですが、悲なしいかなオーナーの認識が甘いのです。 借りて居る側は、生活基盤の場所代『賃料』『家賃』なのですが、オーナー側は単なる『お金』として判断してしまうのです。 だから、どうしても『待』ってしまう、上から見てしまう、支払の猶予を与えてしまうような事をしてしまうのです。 『待』ってあげる事を自体悪いことではありません、人ですから情も必要です、しかし何の保全対策も講じないで、悠然と支払を待つことは明らかにトラブルを誘発しているようなものなのです。 わざわざ相手に騙されても、法律的に強制力の無い文句が云えない体制を取っているのです。 本当に、相手のことを思って待ってあげるのならば、滞納時の保全とその約束事が不履行となった場合の解約等の対処の事務処理を文書で完璧に処置してから『待』ってあげる事が得策です。
≪家賃の滞納と云う事件では、滞納されたお金は、ほとんど絶対に帰ってきません。それ以上に、今日、この生活に逼迫している人に、貴方の大切な建物を貸していると云う事に注意を払って下さい。 このままでは、今後、もっと重大な経済的な危機・精神的な不安が迫ってくる借主なのです。その先か見えない今後に、隠れた経済的、精神的危機に大きな建物の危険が含まれています、実際に良く有ることですが、借主の室内での火災・事故や自殺・・・・色々な建物の危険が迫っています、一日でも早く解決しましょう。≫